どんな本か
「歴史」と「比較」を利用しながら、プログラミングの進化をたどっていける本です。
どんな人にオススメか
IT系のエンジニア、プログラミングを業務にしている人にオススメです
とくにいくつかの言語を経験している方は理解しやすいはずなので、強くオススメです!
所感
プログラミング言語は、人間が楽をするために作られました
物理の理論等とは違い、プログラム言語やその技術は人が作り上げてきたものです。
なので、基本的に人が楽するために発展してきました。
ということは目的があります。
それは「エラーが起きたときにジャンプする場所を事前に登録しておく」という方法です。この方法が発展し、現代の「例外処理」になりました
ifもwhile,forも例外もgo toを読みやすく使いやすくのために発展してきたというふうに考えることができます。
これらの技術の発展はなにを解決し、なにが嬉しいのかという視点で考えると、作成者の意図や登場の理由などが推測できます。
この視点はプログラミング言語に限らず、技術を学ぶときにはめちゃくちゃ大事です。
ソフトウェアの技術の話で何かが解らないと感じたら、「その技術が何の問題を解決するのか」というモチベーションを押さえるのが手っ取り早いと個人的には思います。逆に言うとモチベーションを押さえないといつまでたってもふわふわしちゃう
— がくぞ (@gakuzzzz) 2021年1月21日
「○○(技術名が入る)の何がうれしいのか」という視点は本当に大事だと思います。どんな背景から何を解決しようとして生まれてきた技術なのかを理解すると捗ります https://t.co/qoxczJ55wt
— Takuto Wada (@t_wada) 2021年1月22日
読みたいと思いつつ、積んでいましたが、とてもいい本でした!/
また「歴史」と「比較」の視点を持つことは応用の効く考え方だと自分も思います。
例えば「歴史」と「比較」の視点で技術選定の目を鍛えることができると考えています。
技術選定に関してはコチラもオススメです!