超絶技巧展で感じた「生」の良さ

超絶技巧展に行ってきた。

www.art-museum.pref.yamanashi.jp

全国を巡回をしており、今回は甲府山梨県立美術館に行ってきた。

山梨県立美術館外観
彫刻のお出迎え

超絶技巧展は木彫、漆工、金工、ガラス、ペーパークラフト、刺繍などの作品が展示されている。

多くが「これ木なの!?」って驚くような、実物と区別がつかないような作品だった。


例えばパンフレットの表紙にもなっている、こちら。

前原冬樹 《一刻》 スルメに茶碗

前原冬樹 《一刻》 スルメに茶碗 別角度

スルメだし、茶碗でしかない。

これは木に油彩と墨で描いた作品だそうだ。


他にも、こちらも。

彦十蒔絵 若宮隆志 「ねじが外れている」 モンキー、工具箱、ねじ

彦十蒔絵 若宮隆志 金槌

これらは麻布と木、漆で作られている。

写真だと本物の金属とほとんど区別がつかない。

金槌は重さを再現した模擬金槌がおいてあり、実際に持ち上げられた。めちゃくちゃ軽くて、びっくりする。


続いて、こちら。

盛田亜耶 ヴィーナスの誕生II

写真だと、尚更に絵にしか見えない。

これはきり絵で表現されている。

生で見ても、少し遠くからだと、普通に迫力のある絵だなーとしか感じない。

近づいて、え!?これ紙!?となる。生で見ることでしか感じられない、この驚きが楽しい。


山口英紀 日本三名瀑那智の滝

白黒写真かと思いきや、水墨画

これも遠目に見たときと近づいてみたときの違いが楽しかった。


どんな絵や芸術作品も写真で図録で見るのと、実際に見るのとでは違うものだが、

超絶技巧展はわかりやすく違うのが、とても楽しい。

えー!?これ木なの!?紙なの!?逆にこれは金属!?

ずっとこのテンションで回れる。

どんな方でもこの展示会は楽しめると思う。それくらいシンプルにパワーがあった。

写真が撮れる作品は一部だったし、このブログで紹介した作品は本当に少しだけなので、ぜひ多くの人に生で見てほしい。

素材がわかる楽しさは生の特権だった。


こちらが一番のお気に入りでした。

青木美歌 あなたと私の間に

青木美歌 あなたと私の間に