PHPのインストールとslimフレームワークの導入

前回
charlie1012.hatenablog.jp


前提として上記の記事の設定が済んでいると仮定してします

今回は

PHP,Apacheのインストール、そしてslimフレームワークのインストールを行います

PHPのインストール

sudo aptitude install php5

バージョンを確認しておきましょう

user@host:~$ php --version
PHP 5.5.9-1ubuntu4.9 (cli) (built: Apr 17 2015 11:44:57)

Apacheのインストール

sudo aptitude install apache2

Slimのインストール

Slimとは

PHPのマイクロフレームワークです
学習コストもほとんどいらず、ちょっとしたwebものをつくるに最適です
特にPHPの文法はわかるけど、web開発はまだちょっとやったことなくて・・・というかたにはすごくオススメ!
Slim Framework - Slim Framework

slim用のディレクトリ作成とComposerを使ってのインストールを行っていきます
# slim用のディレクトリ作成
mkdir -p ~/slim/helloworld/

# composerとslimのインストール
cd ~/slim/helloworld/
curl -sS https://getcomposer.org/installer | php
php composer.phar require slim/slim:~2.0
ブラウザから確認するために、VirtualHostの設定をしておきましょう
<VirtualHost *:80>
    ServerName slim.hello.com
    DocumentRoot  /home/vagrant/slim/helloworld/htdocs
    ErrorLog /var/log/apache2/slim.error.log
    CustomLog /var/log/apache2/slim.access.log combined
    LogLevel warn
</VirtualHost>

参考
charlie1012.hatenablog.jp

index.phpにRouterの役割をさせるために、.htaccessの設定をしましょう
cd ~/slim/helloworld/
vim htdocs/.htaccess
RewriteEngine On

RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteRule ^ index.php [QSA,L]

vendor/slim/slim/.htaccess に公式推奨のhtaccessがありますので参考にしてみてください
またhtaccessでの上書きを有効にするには Apach側でAllowOverrideを設定しておく必要があるので気をつけましょう

次にindex.phpを編集します
<?php
$app = new \Slim\Slim();
$app->get('/hello/:name', function ($name) {
    echo "Hello, $name";
});
$app->run();
Host側PCのhosts設定を編集しておきます
192.168.33.10 slim.hello.com
これでブラウザから確認してみましょう!
http://slim.hello.com/hello/gamu1012

URLに入力したnameが表示されていたらOKです!


次回
Slimでシンプルなサービスを開発してみる!

参考
http://senta.me/blog/php/hello-slim-php-framework/
php軽量フレームワークslimでちょっとしたアプリケーションを作る - Qiita
Slim php フレームワークの使い方 - それマグで!