VirtualBoxとVagrantで簡単にweb開発環境を構築

VirtualBoxだけでもローカル開発環境は構築できるのですが、今回はVagrantを使ってみました!

以下は OS X 10.10.2 での設定方法となります

Vagrantについて

  • 開発環境構築ツールの1種
  • 開発環境の共有ができるので、自分の環境では動くので、本番で動かない!チームメンバーの環境では動かないのようなことが防げる。
  • 環境の設定を自動化できる点もすごく便利

VirtualBoxのインストール

brew cask install  caskroom/cask/virtualbox

Vagrantのインストール

brew cask install caskroom/cask/vagrant

vagrantコマンドを有効にするために、以下のコマンドも実行(bashの人はbashrcをsourceする)

source ~/.zshrc

VagrantUbuntu環境を構築

boxの追加

boxとは:
vagrantではVMを高速にインストールするために、インストール時の設定が含まれたベースイメージのことです


VMで使用するOSのISOイメージは、http://www.vagrantbox.es/で公開されていますので、利用したいものを選びましょう!
今回は公式のubuntu14.04をインストールします

vagrant box add ubuntu14.04 https://cloud-images.ubuntu.com/vagrant/trusty/current/trusty-server-cloudimg-amd64-vagrant-disk1.box

boxが追加されたことを確認しておきましょう。設定したbox名が表示されていればOKです!

vagrant box list

VMの初期化とOSインストール

まずはVM用のディレクトリを作っておきましょう(ドットインストール リスペクト)

mkdir -p MyVagrant/MyUbuntu
cd MyVagrant/MyUbuntu
VMの初期化
vagrant init ubuntu14.04

先ほど追加したbox名を入力してください

VMの起動
vagrant up
VMへのログイン
vagrant ssh
VMからのログアウト
exit
VMを一時停止
vagrant suspend

さすがにこのままでは使いづらいので少し設定をしましょう

ip設定

プライベートIPを設定しておきましょう

vim Vagrantfile
30行目付近にあるコメントアウトを外してあげましょう
config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10" //ここにお好みのIPアドレスを設定する
ポードフォワーディング

VirtualBoxでよく行うポードフォワーディングももちろん設定できます

vim Vagrantfile
どこかに以下の1行を追加
config.vm.network "forwarded_port", guest: 80, host: 8080


ブラウザから
http://192.168.33.10/

http://localhost:8080/
にアクセスするとApache2 Ubuntu Default Pagegaが表示されるはずです!

さいごにtipsを

boxの名前を変更したい

~/.vagrant.d/boxes/
にboxの実態があるので、このディレクトリの名前を変えてあげれば大丈夫です!

cd ~/.vagrant.d/boxes/
mv old new

今回はここまで!

次回予告

phpのインストールとslimフレームワークの導入

参考
VagrantでUbuntuをインストール - Qiita