最近、読書を習慣化しておいてよかったなーとうっすらと感じることがあり、
そもそもなぜ読書を習慣化したのか、どうやってやったのか、何がよかったのかをふりかえり、まとめました。
なぜ読書を習慣化したのか
蓄えていた知識が減っているような不安と危機感から、読書をできるようになりたいという思いがありました。
読書をできるようにって………読書なんかできる決まっているだろと思う方もいるかもしれませんが、
当時の自分は本を読もうとしても、全然ページが進まず、数十ページで挫折していました。
本を読むハードルを下げる
この挫折の原因は自分が勝手に読書を高尚なもの、難しいもの、読み終えたらすべてを覚えてないといけないといったような考えをもっており、ハードルを上げていたことです。
この『遅読家のための読書術』に出会って、本を読むのがすごく気楽になりました。
P32 読書の本当の価値は、書かれていることの「100%を写しとる」ことではなく、価値を感じられるような「1%に出会う」こと
この考えをベースに頭から一言一句を読まなくてもいいし、読み飛ばしていい、忘れてもいい、いい収穫があったらラッキーという風に読むハードルは下がり、少しずつは読めるようになりました。
もともとの不安を解消するには量を読みたく、そのためにはコツコツと積み上げていきたいと考えるようになりました。
習慣化
そこで積み上げるための習慣化の本を数冊ほど読みました。
特にこの2冊がオススメです。
簡単に紹介すると
『習慣の力 The Power of Habit』は習慣を科学し、仕組みを解説してくれている本です。
『小さな習慣』は実際に習慣するためのコツや考え方がまとまっている本です。
自分は『小さな習慣』のいついかなるときでも実行できるような小さな習慣にするという意識を一番大事にしています。
現在の習慣化のルールとしては下記のように運用しています。
- 1日2ページ
- 習慣のログを取る
- 取り返しはしない(もし実行できなかったら、翌日に倍にするということをやらない)
ログアプリ
1日のコントロールが柔軟なアプリがよく、
例えば2021/01/25のAM01:00に達成したときは2021/01/24の行動としてログに残せるアプリを探していました。
この「ループ習慣トラッカー」がシンプルながらその点を満たしていたので、これを使っています。
なにが良かったのか
読書を習慣化すると、"本を読む力"が手に入りました。
この力の何が嬉しいのかというと、1.読書が娯楽になること、2.重い本に立ち向かえるようになることの2点です。
読者が娯楽になった
本を読む力がついたことにより、軽めの物語やサラサラと読めるビジネス書を読むのが娯楽になりました。
それが趣味になり、娯楽になったことで、たくさんの本と出会える人生になりました。
難しい本にも立ち向かえる
時には難しい専門書や分厚い書といった重い本を読まなければならなります。
また自分の目的である不安を解消するために、こういった重い本に向き合い、スキルアップしていくのはとても重要なことでした。
自分は習慣化する前であれば、間違いなく読みきれなかったし、少し読んだとしても知識を得ることができなかったと思います。
今は読む力がついたことで、最も気になる一部分だけ、集中してよんだり、そこから派生するように読んでいったりと立ち向かえるようになりました。
重い本を読めるようになったことで、自信がつき、抱えていた蓄えていた知識が一方的に減っていくような不安は軽減されました。
最後に
読書を習慣化したい人の一つの参考になれば幸いです。