前置き
2016年から毎年の年始に「"やること"の100のリスト」というものを作成しています。
このリストを気に入っており、1年間を充実させるのにとてもいいツールだと自信をもって紹介できるので、
そもそも「"やること"の100のリスト」とはなんなのか、どういう効果があるのか、なににどういう内容を書いたらいいのかをまとめました。
今年中に"やること"を100個リストアップしよう
今年中に「達成したいこと」「やりたいこと」「やるべきこと」を考えて、"やること"に落としましょう
その"やること"を100個リストアップして、「今年中に"やること"の100のリスト」を作成しよう!
"やること"の100のリストの効果
このリストを通して、"やること"と向き合うことで、やりたいこと、やるべきことが見えてきて、自分自身を可視化することができます。
可視化することで、それに必要な情報にたいして自然と敏感になります。
そして、その情報は行動につながり、日々の生活が充実していきます。
これは私が100リストに出会った記事でも紹介されているのですが、私も実践し、実感しております。
参考 : お正月のうちに「今年やるべき100のリスト」を作ってしまおう - 内藤忍の公式ブログ
"やること"の100のリストはどこに書くべきか
達成したかどうかのチェックを付けれて、年末に振り返りできれば何でも構いません。
手書きのノートでもスマホのメモアプリでも問題ありません。
"やること"はどういう内容がいいのか
基本的には自由で、
達成したら嬉しいこと、達成したら今年が充実することを書きましょう。
上記にあげた「達成したいこと」「やりたいこと」「やるべきこと」などが中心になるかと思います。
また今年の目標やテーマが既にあるのであれば、それを噛み砕いて「行動」や「状態」に落として、それぞれを1項目にしていくのがオススメです。
達成したい大きなゴールがある場合もそれにたどりつくにはどうしたらいいのか、
それを噛み砕いて「行動」や「状態」に落として、それぞれを1項目にしていくのがオススメです。
例えば合格したい資格試験があるのであれば、
その資格試験に合格するにはどういう行動をすればいいのか、どういう状態になればいいのかを深掘りして、それぞれを1項目にしていくものです。
例
大きな目標 簿記2級に合格する これを達成するにはどうしたらいいか、噛み砕いていく 例えば、 - 簿記2級の試験に申し込む - 簿記2級の○○という参考書を買う - 簿記2級の○○という参考書を1周する 大きな目標を含めて、それぞれを"やること"としてリストアップしていく
他にも下記のような内容がおすすめです
- やってみたいとおもっていたが、始められていないこと
- 行きたいところ
- 買いたいもの
- 習慣化したいこと
ただし習慣化したいことについては"やること"の項目の表現を気をつけないと、難しい内容になってしまいます。
どう気をつけるべきなのかは次の章で解説します。
"やること"は達成条件が明確であることが大事
各"やること"は達成したかどうかが明確であることが重要です
達成の判断が曖昧だと、
これくらいの内容で達成でいいやという妥協がはいってしまったり、
逆にいつまでも達成できなかったりしてモチベーションが下がってしまいます。
"やること"をリストアップしたら、達成条件が明確であるか振り返ってください。
例
X 英語を勉強する ○ TOEICを受験する TOEICの○○という参考書を1周する TOEIC700点を達成する
習慣したいことについてはやることの項目の表現
前章の上記について解説します。
ポイントは習慣そのものより、習慣を獲得したときの自分自身の状態を"やること"にすることです。
例
X 毎月1冊本を読む ○ 年間で12冊本を読む
習慣そのものを書いてしまうと、
トラブル等で1回でもできなかった瞬間にその項目は達成できないことになってしまいます。
これではリストの達成の難易度もあがり、事故的に達成できなかったときにモチベーションも下がってしまいます。
上記の例で3月は忙しくて、本が読めなかったとします。
ここで"やること"が達成できなくなったから、4月からは本読まなくていいやとなってしまうのはもったいないです。
別の月は調子がよくて、2冊や3冊読んで、年間で12冊以上読めたのであれば素晴らしいことですし、
他の月は1冊ずつ読めたのであれば、11冊を読んだことになるので、4月にやめてしまうよりずっと項目に近づけています。
では年末に12冊一気に読むというのもOKなのかとなると、判断が難しいですが、
そこは"やること"に「基本的には毎月1冊読む」等を追記しておいて、自分自身を律しましょう。
習慣を獲得した状態を書くことで、トラブルでのモチベーションダウンを回避しつつ、達成条件も明確にできます。
これだけ書いておいてなんですが、達成条件を明記することは意外と大変です。
私もすべての"やること"の達成条件が明記できているわけではありません。
まずは「○○を勉強する」といった項目でも問題ないと思っています。
このリストを通して、"やること"と向き合うことで、やりたいこと、やるべきことが見えてきて、
それが少しでも行動につながり、1年間が充実することが根本の目的です。
達成数に関しては野球選手の気持ちで
リストアップした"やること"全てが達成できたら言うことはありませんが、基本的には難しいです。
1年間は365日しかないので、雑な計算になりますが、100個の"やること"を達成するには3-4日に1つ達成していかないと完遂できません。
なので、100個全ての達成はとても難しいです。
気持ちは野球選手で!
プロ野球選手でも打率3割は大変です。年間で規定打席に到達し、打率3割を達成すれば一流選手です。
なので、"やること"100リストも30個達成できたら、大喜びして、今年は充実していたと大きな声で言いましょう!
数個しか達成できなかったとしても、それはやると決めた大事なことです。
それが数個達成できたのであれば、今年は充実していたと胸を張って、ポジティブに年末をすごしましょう!
野球選手の例は参考リンクの記事に感銘をうけて、私も実感しており、同じ表現を使わせていただきました。
参考 : お正月のうちに「今年やるべき100のリスト」を作ってしまおう - 内藤忍の公式ブログ
そもそも"やること"を100個リストアップするのは大変
この記事をみて"やること"をリストアップしはじめると、100個あげるのがとても大変に感じるかもしれません。
このリストは100個の"やること"を書くことが目的ではありません
このリストを通して、"やること"と向き合うことで、やりたいこと、やるべきことが見えてきて、
それが少しでも行動につながり、今年が充実することが根本の目的です。
まずは思いついた"やること"だけでOKです。
やりたくないことや
達成しても幸せにならないことは書くべきではありません。
"やること"が思いついたら都度追記していきましょう。
リストアップした項目を毎月振り返りして、もっと細分化できることあれば、小さな行動を項目に追加しましょう。
逆に"やること"が100個を超えてもいいのです。
やることがたくさんあるのは素晴らしいことです。
最後に
この"やること"の100のリストは続けていくと効果が倍増していきます。
達成しなかった項目を次の年に引き継ぐのか、本当にこれは自分がやりたいことなのかと向き合うことで各項目は洗練されています。
抽象的な項目は"行動"や"状態"に落として、一歩ずつ進んでいこうといういった風に
"やること"と向き合うつづけることで、新たなやりたいこと、やるべきことが見えてくることが多くあります。
"やること"を100個リストアップするのは大変です。
このリストアップだけで、すでに自分自身のやりたいこと、やるべきこと向き合っており、それはポジティブな結果に繋がることでしょう。
このリストが完成したら、自分自身を褒めちゃいましょう!
"やること"の100のリストを通して、あなたの今年1年が充実することを願っています。
参考リンク
私がこの100のリストに出会った記事を2つ紹介します
本当にありがとうございました!